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小樽港の中央部で座礁している、3万トンの貨物船の曳航離礁作業が、港内の船舶の交通を禁止して、6月2日(水)12:00から行われたが、タグボート5隻での懸命の曳航作業にもかかわらず、離礁に失敗し、明日以降、新たな対応が迫られることになった。
マルタ船籍の大型貨物船リンドス号(31,643トン)が浅瀬に乗揚げ、航行不能となり立ち往生している事故で、2日(水)12:00から、曳航離礁作業が行われた。小樽海上保安部では、2日12:00~14:30を、港内の船舶の交通を制限する航泊禁止措置を取り、巡視船3隻を出して警戒に当たった。
船主から曳航離礁作業の委託を受けた、日本サルヴェージでは、13:22の満潮時に合わせ、5隻のタグボートで、12:00から作業を開始した。ところが、5隻のタグボートで、前後左右からロープを架けて、押したり引いたりしたが、3万トンの貨物船はビクとも動かず、2日の曳航離礁作業は、失敗に終った。
この間、事故を聞きつけた市民は、中央ふ頭や勝納ふ頭に駆けつけ、14:30過ぎまでの作業を見守った。専門業者の参加で離礁するかと思われていたが、作業は難航した。2日の曳航離礁作業の失敗で、3日以降、新たな対策が迫られることになった。