小樽潮陵初優勝ならず!準優勝で全道No.2に!


 春季全道高校野球で、快進撃を続け、決勝戦にまで駒を進めた小樽潮陵は、6日(日)に行われた決勝戦で力尽きた。昨年の春夏の甲子園出場校の駒大苫小牧に10−0で破れ、初優勝はならなかった。
 しかし、小樽潮陵野球部100年の歴史で、初の決勝戦進出で準優勝を飾り、全道No.2となる快挙を達成した。
 第43回春季全道高校野球大会決勝戦は、6月6日(日)13:00から札幌円山球場で行われた。決勝戦は、あれよあれよの快進撃で初優勝に王手をかけた小樽潮陵と、昨年の春夏の甲子園出場の駒大苫小牧との間で、全道No.1の座を賭けてプレーボールとなった。
 小樽からは、潮陵高校の生徒や先輩、市民らが駆けつけ、初の快挙達成を目指すナインに大声援を送った。
 しかし、これまでの快進撃で連投に次ぐ連投を重ねてきたエース三輪投手も、強豪・駒大苫小牧の打線につかまり、潮打線も沈黙し、10−0のスコアで破れた。
 小樽潮陵野球部100年の歴史で、春・夏・秋を通じての初の決勝戦進出で準優勝を遂げ、先輩達が成しえなかった快挙を挙げ、創部100周年のメモリアルイヤーに大きな花を添えた。
 初戦突破が目標だった監督・選手たちの頑張りに、大きな声援を送りたい。
 ◎第43回春季全道高校野球大会決勝戦結果
       小樽潮陵 0−10 駒大苫小牧