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開会中の小樽市議会第2回定例会は、14日(月)13:00から本会議を開き、11日に引き続き、会派代表質問を行った。 14日に行われた会派代表質問には、公明党の秋山京子議員と、民主党・市民連合の山口保議員が立った。 秋山議員は、平成15年度の決算見込みや介護予防、乳がん・子宮がんについてや小樽市文化芸術振興に関しての質問を行った。この中で、乳がん・子宮がんの現在40歳以上になっている検診を、10歳ずつ年齢を下げることと、その財政負担について糾した。 これに対し、山田市長は「乳がん・子宮がんの検診対象年齢の引下げと財政負担は、乳がんで市の助成が3,800円で約100万円、子宮がんでは5,500円の助成で約250万円の計350万円の予算措置が必要と考えている」と答弁した。 山口議員は、財政健全化の見通しや観光振興策についてや、緑の問題等についての質問をした。この中で市長は「財政健全化策の策定は秋以降になる」とした。 また、小樽交通記念館の活用策や旧手宮線の未利用地の問題、道道臨港線の4車線化による緑地帯や駐車帯の実現などを糾した。また街路樹の剪定についても「小樽の街路樹剪定は異例で、プラタナスなどは枝を丸ごと切ってしまっている。電線を避け抱え込んだ剪定方法に改めるべきで、小樽の街路樹も立派な観光資源だ。当然検討するべきだ」と迫った。 これに対し、兵藤建設部長は「剪定では冬期間の問題が大きいが、プラタナスのところでは現状を見ながらやっていく。札幌の例も参考にしながら剪定作業をやっていく」と答えた。 会派代表質問は14日で終了し、15日(火)は一般質問が行われる。 |
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