海の月間である7月には、小樽港に、豪華客船や気象観測船、深海調査研究船などさまざまな船が入港し、港も賑やかになる。
7月は「海の月間」で、19日の「海の日」を中心にさまざまイベントが行われる。北海道運輸局は小樽市など関係機関と「思いっきり夏 港おたる 04 ~海と遊ぼう 海に学ぼう~」のキャッチコピーで、キャンペーンを実施する。この中には、7月10日(土)、11日(日)に航海訓練所の「銀河丸」、30日(金)のクルーズ客船「飛鳥」の歓迎イベントもある。
主なイベントは、7/10・11の第3埠頭での「銀河丸」の歓迎見送、巡視船の見学・体験航海。7/17・18・19の小樽築港公園での「マリンフェスタ in 小樽」、「市民ボート・・ヨット体験クルーズ」、海洋科学技術センター所属の「かいれい」の一般公開、「おたるマリーンスクール」。7/10~30までJR小樽築港駅での「海とわたしたち展」「フリーマーケット」など。
また、新日本海フェリーの超高速新造船「はまなす」「あかしあ」の2隻も7月1日から小樽~舞鶴間に就航する。2隻の新造船は、三菱重工業長崎造船所で建造中だったが、「はまなす」で5月9日に火災が発生し、引渡し時期が危ぶまれていたが、予定通リ、6月下旬に引き渡され、7月1日から営業就航する。この2隻の超高速カーフェリーは、これまで30時間かかっていた小樽~舞鶴間を10時間短縮し、20時間で結ぶことになる。7月1日に「あかしあ」(17,000トン)は、一般公募の約1,000人にお披露目公開をする。
大型客船や大型フェリーなどを身近に眺められるのも、海を持つ小樽の特権だ。今夏は、小樽港に入出航するさまざまの船が見られる小樽港が熱い。
深海調査研究船「かいれい」 新造練習船「銀河丸」 クルーズ客船「飛鳥」
海洋気象観測船「清風丸」 海洋気象観測船「清風丸」2 新日本海フェリー