市内の小・中学生でダンス競技で知られる、八幡弓揶・蘭羅(ユミヤ・ララ)の兄と妹のペアが、4月25日(日)大阪で開かれた、「2005年 IDSF ジュニア世界選手権代表選考会」で、ラテン・スタンダード・サルサの3部門で見事優勝の快挙を成し遂げた。
市内奥沢4丁目に住む、八幡弓揶(ユミヤ・13才・向陽中1年)・蘭羅(ララ・11才・入船小6年)の兄と妹のペアは、ダンス競技の ジュニア大会でこれまで数々の賞を取り、この道では知られた存在。
この兄と妹のペアは、4月25日(日)、大阪の池田市で開かれた(財)日本ダンススポーツ連盟(JDSF)主催の「2004年ダンススポーツグランプリ IN 大阪」に参加。同大会の「2005年IDSFジュニア世界選手権代表選考会」で順調な踊りを続け、ラテン・スタンダード・サルサの3部門で優勝を飾った。
この優勝で、「2005年IDSFジュニア世界選手権」への出場権を獲得した。これは、道内初の快挙で、2005年5月にスペインなどで開かれるジュニア世界選手権での活躍が、小樽出身のこの若いペアに、大いに期待されることとなった。
八幡弓揶・蘭羅(ユミヤ・ララ)のペアは、明日にはアメリカに向け出発。今度は、アメリカのロスアンゼルスやニューヨークなどでの大会に臨み、技に磨きをかけるという。
「二人の夢は、あくまでオリンピックの金メダル。金メダルを取れるまで一生懸命練習し、いつかこの夢がかなえられたらうれしい」と夢を語る二人は、ダンススポーツ競技が1日も早いオリンピックの正式競技になる日を待っている。
二人を指導している(有)小林ダンスアカデミーの小林英夫さんは、「私としてもオリンピックに出たいという二人の希望をぜひかなえてやりたい。ダンススポーツ競技が、2008年のオリンピック北京大会での公開競技に決まっており、2012年にはオリンピックの正式競技になると思う。その時は、ユース部門での金メダルを狙いたい。」と、二人の成長に期待を寄せる。