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天狗山ロープウェイが、4月24日からの夏期運行開始を前に、22日(木)14:00からゴンドラ事故に対応するための、救助訓練を行った。
北海道三大夜景の景勝地として知られる、小樽天狗山ロープウェイ(最上2-16)は、夏期運行を4月24日(土)に開始する。この夏の観光シーズンを前に、天狗山山麓と山頂を結ぶゴンドラでの事故に対し、乗客をスムーズに救助するための合同訓練が、中央バス観光商事株式会社と小樽市消防署の約30人の手で、22日(木)14:00から開始された。
訓練は、「22日(木)14:00頃、観光客を乗せて運行していた天狗山ロープウェイが、電気設備の故障によりゴンドラが運行不能となった。復旧作業は、難航し、乗客はパニック状態に陥り不安と動揺が広がり、直ちに救助する必要がある」との想定で行われた。
山麓駅から約70m地点・高さ約15mで停止したゴンドラに、4名の乗客(社員)が取り残されて、声をあげて助けを求めている。消防車3台がサイレンを鳴らして駆けつける。救助隊がゴンドラにロープを渡し、隊員がロープを操り、スルスルとゴンドラの上に辿り着く。ゴンドラ底部の救助口が開かれ、緩降器を使って一人また一人と乗客が救助された。
「万一の時のためのものだが、毎年実施しており今回の訓練も非常に勉強になった。夏期運行での観光客の安全をさらに徹底したい」と、天狗山ロープウェイの関係者。