100円値上げの「ふれあいパス」交付!


 市財政の危機的状況の中で、市民負担増の象徴的な存在となり論議を呼んだ市の「ふれあいパス」の交付が25日から始まっている。
 「ふれあいパス」は、満70歳以上の市民に、これまでは無料で交付されていた。しかし、2004年(平成16年)度からは、バス1乗車につき現金100円を支払わなくてはならなくなった。
 このため、市議会でもさまざまな論議を呼び、反対の声も多かった。財政難に喘ぐ小樽市は、4月からの値上げ導入を決め、このたび値上げのバス乗車証の交付となった。
 市内での「ふれあいパス」の対象者は、約29,500人で、色内の市分庁舎や市役所で順次交付される。
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