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猛吹雪で大荒れの23日(月)、海上も大しけで、大荒れの小樽港に荒波が打ち寄せている。
手宮岸壁から港内中央部に、長く延びる北防波堤は、小樽港を100年も守り続けている。大荒れの天候となっている23日も、この北防波堤に次々と白い大波が襲っている。1,300mの北防波堤は、この大しけの海から襲ってくる大波を、しっかりと受け止め、港内を守っている。打ち寄せる大波は、北防波堤にぶつかり、大きく砕ける白い波を舞い上げさせている。先端部にある赤灯台も、大きな波に飲み込まれるほどだ。
小樽港北防波堤は、広井勇初代小樽築港事務所長が、外海の荒波に耐えるコンクリートブロックにより、1897年(明治30年)から11年間をかけて築造した、我が国最初の本格的防波堤。以来、100年を超えて、小樽港を日本海の荒波から守っている。