2月4日(水)の小樽市内は、強い雪が降り続いている。札幌管区気象台は、4日夕方までの降雪量が30cmと予想し、5日にかけて、「大雪やふぶき・突風・高波」に注意を呼びかけている。
3日(火)夕方から強く降り始めた雪は、18時の積雪量73cmの観測データを1時間毎に1~2cm更新し、4日0時に80cmを記録した。その後この雪は、深夜2時までのわずか2時間の間に、5cmの積雪量を加え、85cmと急激に増加した。
4日午前10時現在、小樽市内の積雪量は、さらに増加し、ついに88cmとなり、引き続き強い雪が降り続いている。このため市街は、建物も道路も雪に覆われ白一色の銀世界となっている。まさに、詩人三好達治の詩集「測量船」の名詩「雪」の世界を演出している。
市内各所では、強く舞う雪の中で6日(金)から始まる、「第6回雪あかりの路」の準備作業が進められているが、積雪量で雪像造りの雪は十分だが、降り止まぬ雪でせっかく作り上げた雪像が、たちまち変形するため関係者は悲鳴を上げている。
雪
太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。