2月6日から15日までの10日間の日程で開催された、「第6回小樽雪あかりの路」の来場者数は、457,000人だったと、同実行委員会事務局が、16日(月)に発表した。
今回の457,000人という来場者数は、前回の496,000人よりマイナス8%減少し、前々回の478,000人にも及ばなかった。これは、イベント最終日の土・日曜日の2日間が天候に恵まれず、前回より46,000人も減少したことが響いている。
メインの2会場のうち、運河会場が327,000人、手宮線会場が130,000人の来場者数となった。両会場でのロウソクの使用本数は、約11万本で前回と同じだが、市内のロウソク販売所での取扱本数は約51,000本で、前回の約43,000本、前々回の約33,000本より大幅に増加した。
今回のメイン2会場の他に、小樽運河ストリート、カトリック富岡教会などの会場が新たに加わり、18会場になった。また、町会・学校・個人宅への拡がりが顕著で、幸町会、若竹町会、祝津かもめが丘団地、水産高校、真栄のマンション、朝里十字街などにも見られた。
花園町では、小樽時代華町として、2月13日(金)にキャンドルナイトを実施。一夜だけ、店の看板・行灯を1時間消し、アイスキャンドルの揺れる幻想的な通りを演出した。
大手スポンサーがつかず、財政的に厳しい中で、1個100円のメッセージキャンドルの売上が42万円あり、財源不足の一助となった。
今回は、ボランティアが韓国から28名あり、一般ボランティアは期間中延べ約950人と、前回の約500人より倍増し、ボランティアの活躍が光った。
同実行委では、「来場者数は減ったが、売店などは売上増で、客単価も上った。小樽市内の各所に拡がりを見せ、人も街中に溢れるようになったのは良い傾向で、今後に繋げたい」としている。
なお、同時に開催された関連企画の、中央市場の「ガンガン屋台村」は、約13,700人の入場者があり、売上は650万円に上った。「天国の本屋〜恋火」ロケセットの公開は、2,048人が来場した。
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