小樽の桜2002・写真と動画はこちらから
札幌管区気象台は、23日(水)北海道地方の第3回「さくらの開花予想」を発表。今年の開花は平年並か平年より早い見込みとしている。
同気象台によると「さくらの開花は、気温が高いと早まり、気温が低いと遅くなる。北海道地方の気温は、2月が平年並、3月以降が平年並か高く経過し、今後は4月下旬及び5月が平年並の予報とされている。このため、さくらの開花日は、平年並か平年より早い見込み。」という。
開花とは、花が5〜6輪咲いた状態のことで、開花は標高が100m高くなるごとに2〜3日遅くなる。ソメイヨシノ・エゾヤマザクラ・チシマザクラの開花から満開までの期間は、道内では約3〜4日間。
満開とは、花芽の約80%以上が開花した状態のこと。
「平年並」とは、平年値との差が2日以内、「早い」とは、平年値より3日以上早いことをいう。
小樽市には、気象台の定めた標本木がなく、札幌の北海道神宮のソメイヨシノの開花予想の5月1日が参考となる。北海道神宮の平年開花日は5月5日で、それより4日早い。札幌で開花日が早かったのは2002年の4月22日で、昨年の早さには及ばない平年並か平年より早いとされた。
小樽市内には、手宮公園・水天宮・小樽公園・奥沢水源地・宏楽園・平磯公園・長橋なえぼ公園など、桜見物に絶好の場所も多い。
小樽市内の桜の開花の標本となるのは、小樽警察前の桜といわれている。黄金週間には、市内の各所が桜見物の客で賑わうことになる。
2003年の桜が咲く前に、2002年の桜をお楽しみ下さい。