4月5日(土)からオープンした鰊御殿 |
4月6日(日)祝津マリーナ |
海上祈願祭の様子 |
小樽の観光名所・赤い屋根の鰊御殿と、祝津マリーナがいよいよオープン。ようやく長かった雪の季節を終え、青い海に白い帆が踊るシーズンが開いた。
小樽市鰊御殿(祝津3-228)は、祝津岬の高台に建ち、赤屋根の鰊御殿として、小樽観光の名所のひとつ。道指定・有形文化財の同御殿は、明治24年から30年の7年間をかけ、泊村網元の田中福松により建てられた。当時のにしん漁業建築を今に伝えている。
4月5日(土)からオープンした同御殿には、まだ冷たい風が吹く中、見物客も訪れ、春の観光シーズンの幕開けを告げていた。
鰊御殿の下にある、祝津マリーナ(祝津3-197)では、シーズンを前に、6日(日)12:00から、海上交通安全祈願祭が開かれた。同マリーナ所属のオーナーらが、それぞれ海上安全祈願を行った。オーナーはシーズンを前に、久し振りの仲間との再会に、早くも海のシーズンへの想いを募らせていた。
なお、祝津地区にあるおたる水族館は、3月21日(金)からオープンしている。祝津地区の主要な施設のオープンで、周辺食堂なども本格的な営業を開始。焼き魚や焼きイカの香ばしい匂いを当たりにまき散らしていた。