24日、小樽グランドホテル(稲穂1)で、17:30より、寿司職人による包丁の神様を祭る神事がとりおこなわれた。
北海道鮨商生活衛生同業組合小樽支部・小樽寿鮨調理師会(寿会)が年に一度主催する「四条公大祭」が住吉神社宮司により、小樽グランドホテル4階で厳かな雰囲気の中、行われた。
四条公とは包丁の神様。日頃、その恩恵にあずかる寿司職人・経営者等が多数参加し、真摯な面持ちで包丁の神様に感謝し、今後の技術・商売の発展を祈願していた。
その後両団体の「合同懇親会」が催され、寿司の街を担う人々が交流を深めていた。
同組合の中村全博小樽支部長は、「小樽の観光客の減少に伴い、市内の寿司屋の売上も減少。跡継ぎがいないことによる廃業も増えている。いまや観光は小樽の基幹産業。観光客は小樽にわくわくするものを期待している。各店がそれに応えるべき。」と語った。