小樽･札幌のアトリエやデザイナーが、小樽無尽ビル2Fで、手作り作品の展示と即売会を、共同開催した。期間は3月6日(木)〜7日(金)11:00〜16:00。
今回の企画の代表、田中晴美さんは、以前マイカル小樽に店を出していたが、現在は札幌で活躍中。小樽には年に何度か催事で来る。作品の雰囲気に合う、小樽で誰もが来やすい場所を探していたところ、“猫遊び本舗”の堀尾和明さんに、無尽ビルを紹介された。堀尾さんは、小樽でネコをモチーフにした作品を手がける芸術家。
会場では、田中さんの古布を使った作品や、堀尾さんの作品のほかに、札幌のデザイナー学院を出た、真鍋さんの木を使った作品、イラストレーターの長尾高徳さんの作品などが、所狭しと並んでいた。また、“マミーハウス幸”に入所している、80〜90才の方々の作品も並んでいた。
“マミーハウス幸”では、フリーマーケットなどに合わせて、入所者が小物類などを共同作業で制作しているという。目と指先に神経を集中する仕事に打ち込むため、入所者はボケていられないそうだ。
無尽ビルのレトロな空間に出現した、ミニ・ギャラリー。｢これからも作品を通じて、多くの仲間たちと、作品を世に出す場を広げたい。｣と、代表の田中さんは抱負を語った。
