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市立小樽病院高等看護学院(若松1-2-1、小樽病院内5・6階)の学院祭が、27日(木)の10:30から始まった。
学院は、昭和43年4月に市立小樽病院内に設置された。学院祭は33回目を迎え、今年度のテーマは「和」。学院生同士のつながりの「和」でもあり、訪れた人が「和らぎ」「和む」場所であってもらえれば、という願いも含まれているそうだ。
この「樽看祭」には、学院生93人(1年・33人、2年・32人、3年・28人)のほか、ステップアップおたる、四ッ葉学園、和光学園の3施設の方々も参加。バザーを通して、相互の理解を深める機会となっている。
「樽看祭」は、入院生活を送っている患者に、少しでも楽な気持ちで過ごしてもらおうという願いがある。実際、退院した後に翌年の「樽看祭」を訪れ、「励みになった」と感謝されることも多いという。
鼻野木晴美教務主幹は「看護は人対人の仕事で、チームワークが要となる。学院祭の準備は、放課後の空いた時間を利用して、春から始めています。時間は長くかかりましたが、学院生同士の絆はかえって強くなったことと思います。手狭な会場も、逆に距離を縮め、親密になれるのではないでしょうか。」と語ってくれた。
「樽看祭」は、明日28日(金)も10:30から14:45まで開催。