2002年から2003年への年変わり人口は、14万8,410人で、1年間で1,554人の減少となり、依然として市の人口減少傾向が続いている。
市の人口は、2001年12月21日に14万9,997人と、15万人の大台を切っていたが、、昨年中もこの人口減少は続き、14万8千台へと突入した。昨年1年間で、1,554人(男805人、女799人)が転出したが、世帯数は逆に173世帯増加した。
これは結婚で新世帯が増加したことを示しているが、市の活力を計る総人口の減少が止まらないことは、市の経済力の衰退を統計が如実に示している。
市から次々に撤退する企業が相次いでいることが、人口減に拍車をかけており、いつ人口増加へ転じるか、メドの立たない状況が、まだまだ続くことになりそうだ。
なお、小樽市の2002年12月末の人口年齢構成を見ると、0歳〜14歳までの年少人口が、16,388人(11.04%)、15歳〜64歳までの生産年齢人口が、95,065人(64.06%)、65歳以上の老年人口が、36,957人(24.9%)となっている。