西高東低の典型的な冬型気候となった今週の9日(月)から12日(木)にかけ、小樽市は寒さや冷たさで一日中凍(しば)れた。
これは北海道上空に猛烈な寒気団が居座ったためで、11日18:00には気温が−10℃を下回る猛烈な寒さとなった。小樽運河の浅草橋観光案内所脇の表示計は、18:00過ぎに−10.3℃を記録。
猛烈な寒さの中、雪の風情を求めてきた観光客らは「寒い寒い」を連発しながらの運河見物となった。運河脇の散策路を歩いて来た、東京からの女性観光客の4人連れは「寒いけれど、雪の降る冬の小樽運河を十分に楽しめて、ラッキーだった」と雪と寒さを楽しむ余裕を見せていた。