おたる水族館(祝津3)の300トンの水槽で泳ぐネズミイルカが、飼育日数の世界記録を更新中だ。同水族館のネズミイルカは3頭で、名前は「次郎吉」と「ヨシオ」と「リュウヤ」。
「次郎吉」は1984年(昭和59年)寿都町の漁師に保護されたもの。それ以来、同水族館の係員が、苦労の末スキンシップを重ねて、飼育水槽での飼育日数を18年間にも伸ばし、記録を更新している。
イルカ研究の世界的権威のガスキン氏が、「世界記録もの」と折り紙をつけるほど。「次郎吉」は、今日も水槽の中を自由に泳ぎ回り、元気一杯だ。