今夏の天候不順で、出足の鈍っていた「おたる水族館」の出足が、晴天の戻ったお盆に入り、ようやく回復基調に入り、お盆休みを水族館で楽しむ家族連れで賑わっている。小樽市祝津にある「おたる水族館」は道内一の規模をもち、全国的にも知られている。
17日(土)は、駐車場も車で溢れ、水族館や遊園地で、一日中、子供の歓声が揚がっていた。トドやイルカ、ペンギンのショータイムには、席が埋まる盛況。館内の展示水槽にも親子連れがひっきりなしで、子供に説明する親も忙しく案内板を読んでいた。
「おたる水族館」には現在、オタリアやセイウチ、トド、ゴマフアザラシの赤ちゃんが次々と誕生し、係員は飼育に追われている。このうち、今年5月14日に生まれたセイウチの赤ちゃんの名前を8月20日まで公募中で、玄関前に備え付けられた投票箱に思い思いの名前を入れる親子も多く見かけられた。
同館では、夏休みの特別展として「オット!危ない、海辺の生き物たち」を同時開催中だ。夏休みの思い出づくりに最適な「水族館の一日」を楽しんで見てはいかが・・・。
おたる水族館 http://otaru-aq.jp/