小樽聖公会がお色直し!


seikou.jpg 水天宮の参道の階段下にある「小樽聖公会」(東雲10-5)で、外装のペンキの塗り直し作業が行われている。このお色直しは、市の歴史的建造物に指定されているため、市が約60万円をかけて行っているもの。
 「小樽聖公会」は、1907年(明治40年)に建てられた、木造平屋建のキリスト教会聖堂で、1991年(平成3年)7月17日に、市の歴史的建造物に指定された。切妻屋根で、屋上に鐘楼と十字架が乗っている小さな教会で、イギリス国教会の伝統に連なる教会の日本名が「小樽聖公会」だ。
 木造のため、ペンキ作業中の人は、「10年目での塗り直しだが、木造なので5年位しか塗装がもたないが、市も予算がないので、なかなか塗り直しが出来ない」と、歴史的建造物の維持管理の難しさを語る。
 新しく真っ白に塗り直された十字架が久しぶりの青空に映えていた。