第1管区海上保安本部(小樽市港町5-3)では、7月19日(金)・20日(土)の両日に、九州の南西海域で不審船により銃撃を受け、被弾した巡視船「あまみ」の船橋(ブリッジ)を展示し、海上保安業務への理解を求める催しがある。
現在不審船の引揚げ作業が行われているが、不審船による銃撃は平成13年12月22日に起こった。海上保安庁は、防衛庁からの不審船情報により、不審船を追尾した。不審船は巡視船にも自動小銃などで攻撃したため、巡視船も反撃し、不審船は爆発沈没した。
この際に巡視船「あまみ」が受けた被弾の船橋(ブリッジ)を展示する。「あまみ」のブリッジは、幅約5.4m、高さ約2.6m、奥行き約1.2m重量900kgのアルミニウム合金製。
7月19日(金)は15:00〜17:00,20日(土)は10:00〜16:00で、場所は小樽港湾合同庁舎北側駐車場(観光船乗場の向い)。写真は、東京での展示状況(小樽海上保安部提供)