朝里川温泉に平成13年9月から建設中だった、旅亭“蔵群”(くらむれ)が4月に完成、5月9日(木)にオープンした。
“蔵群”は蔵が群れ並ぶのをイメージし、ホテル武蔵亭を経営する(株)小樽観光企画(真田百合子社長)が、ゆっくりとくつろげる隠れ宿をコンセプトにオープンした高級旅館。入口のドアも蔵に入る様に工夫された仕様で、客室もそれぞれ違った造作が施された全19室。
客室の名称は、小樽ゆかりの作家や画家、俳人の名を取り、整、多喜二、暮雪、木風雨、善策、有徳などの名が付けられている。一室の客数は4名が標準で、2名までは1名につき3万5千円、3名以上が1名につき3万円の価格設定がされている。この宿泊料には一泊二食と、館内での飲物も全て含まれており、飲み放題で、多く飲む人には割安となる。
バリアフリー2室や、禁煙室も4室が用意されている。茶室やバーもあり、食事は厨房を取り囲む個室で。家具なども椅子が1脚で25万円から100万円のものまで高級家具が並ぶ。朝里川沿いに川を眺める露天風呂や、各室にも温泉付の内風呂が設けられている。室にはテレビを置かず、間接照明の柔らかな光で、お客様に静かにゆっくりとしたひとときを過ごして欲しいという。
土地2695.6平方メートル(816.8坪)、建物2074.4平方メートル(628坪)あわせて、総額7億5千万円を投じオープンした高級旅館の動向に市内の注目が集まっている。
小樽旅亭“蔵群”小樽市朝里川温泉2-686-4 0134-51-5151 写真をクリックすると大きくなります。
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