暖かい陽気が続き、桜前線がこれまでにない最速の勢いで、小樽に上陸した。市内のあちこちで桜が咲き、すでに満開となっているところも多い。
手宮公園にある緑化植物園は、28日まで休園中だが、園内にある桜はすでに8分咲き。24日(水)には、海からの花散らしの強風にあおられ、花びらが宙に舞い、花から葉桜へと変身しつつある。この風の中にも、桜見物の客は閉じられた門のすき間から園内に入り、花見に繰り出していた。
手宮公園では、昨年より始まったライトアップの準備に大わらわ。24日は午前4時から作業に取り掛かり、桜前線に間に合わす投光器の設置作業が進められていた。24日午後7時に点灯し、夜桜見物の主役を担う。周辺の商店街の人たちもこの作業に追われていたが、例年にない桜前線の速さと強風の影響で、ゴールデンウィークまで桜の花が保つか、やきもきしていた。(ライトアップされた手宮公園の桜)下の写真をクリックすると大きくなります。
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