かつては北海道随一の料亭として知られ、1896年(明治29年)に建てられた、本格的な木造建物の「海陽亭」の一般公開(有料)が、4月13日(土)から始まった。
同料亭は1906年(明治39年)11月13日に、日露の樺太国境画定会議後の大宴会が開催されたことでも名高い。伊藤博文や歴代総理大臣、岩崎小弥太や藤原銀次郎、石原慎太郎・裕次郎兄弟など、政財界人や文化人がこぞって宿泊している。
一般公開は昨年から始まったもので、入場料1,000円で料亭内を見学でき、「昼食特別メニュー」も1,500円(入場料別)から用意され、かつての雰囲気を楽しみながら、ゆっくりと味わえる。
問合せ0134(23)0021 海陽亭。