4月20日(土)に夏期運行予定の小樽天狗山ロープウェイが、4月18日(木)午後2時より、ロープウェイの安全運行、20日の営業開始に向け、ロープウェイ職員と小樽市消防署の合同で、救助訓練を行った。
当日は朝から晴天に恵まれていたが、訓練直前に、強風と雹(ひょう)に見舞われ、寒い中、乗客3名を乗せたロープウェイが、約60メートルの地点で緊急停止したという想定で救助訓練を行った。
4月27日(土)からは、午後9時までナイター運行が行われ、昨年は8月1日から20日までだった午後10時までの時間延長を、今年は7月19日(金)から8月25日(日)まで拡大し、夜訪れた観光客にゆっくりと小樽の夜景を楽しんでもらおうというねらいがある。
昨年の利用客は、前年に比べ、日中で10%弱の増加に対し、夜間は30%増となっており、街中を観光し、最後に小樽の夜景でしめるというルートが出来上がりつつある。今年は暖冬ということもあり、観光客の出足も早く、サッカーのW杯観戦などで、観光客数の増加を期待し、昨年を上回る利用客を目標に、皆それぞれに真剣な面持ちで、訓練に参加していた。