ロシアの密漁ガニの輸入防止のために、水産庁が行った規制の影響で、小樽港に入港する船が4月に入りパッタリと止まっている。
これは、水産庁がロシア船の入港に、ロシア政府発行の「貨物税関申告書」の提出を義務付けたため。4月8日には久し振りに、ロシア船2隻とパナマ船(船員はロシア人)が、活ガニを積んで入港したが、このうちロシア船の2隻は「貨物税関申告書」が偽造されたものと判り、荷揚げを中止させ、活ガニの小樽港上陸はならなかった。
4月に入って、カニを陸揚げするロシア船の入港がパッタリとなくなっていることから、市内の水産土産物店なども、今後のカニの入手に頭を痛めることになりそうだ。