この3月の年度末で、小樽市の人口は1ヵ月で、984人と大幅に減少し、148,667人となった。年度末は、会社や役所の人事異動で、大きく人口が動く月だが、小樽市の3月末の人口は、前月比で、男627人、女357人の計984人も減少した。
市の人口は、昨年12月21日に大台の15万人割れとなり、今年度に入っても、人口流出は依然として止まっていない。1月末で149,850人、2月末で149,651人の人口が、3月末では148,667人となった。1月に114人、2月に199人、3月984人と、この3ヵ月で1,297人の大幅流出を記録している。
市内は不況の影響で、倒産する会社も後を絶たず、厳しい経済状況が続き、人口流出に拍車をかけているとみられている。