昨年9月に、巨額の負債を抱え破たんした、マイカル(本社・大阪)が経営する、“小樽ビブレ”の閉鎖が決まった。小樽ビブレは、マイカル小樽が開業した、1999年3月にオープンしたが、業績不振が続き、これまでも、1Fの食品売場の閉鎖を余儀なくされるなど、その動向に注目が集まっていた。
マイカル本社は、会社更生法の下で、経営再建中だが、“小樽ビブレ”を始め、全国で19店舗の閉鎖を、28日に発表した。これにより、南地650mの巨大な複合商業施設の4割が、欠けることになり、マイカル小樽は、完全な片肺飛行となる。
約200人の従業員の雇用問題や、閉鎖後の利用についての見通しは、全く立たない状況で、マイカル小樽を運営する、小樽ベイシティ開発(OBC)も一段と苦境に立たされた。
(写真は、店内に貼られていたビブレ復活「大感謝祭」で、再起を賭けた売り出しのお知らせ。その矢先の出来事)