小樽は、1月21日(月)午後から、道内を通過中の低気圧の影響で、時ならぬ暴風雨に見舞われた。この時季には珍しい、強い雨を伴う強風が吹き荒れ、海上は大シケとなった。雨が、道路や屋根に積もった雪を融かし、市内は、あちこちで冠水するなど、床下浸水の箇所も出るほど、大きな影響を受けた。水と氷の混ざった道路は、滑らないように歩くのも難しく、通行人は、車の水ハネをよけながら、細心の注意を強いられた。
明けた22日(火)は、朝から快晴で暖かく、雪解け水が道路を流れ、春先の街の風景となった。テカテカの道路が、一転、ビチャビチャの道路に変り、除雪の雪だまりも融け、広い道路が現れた。この時ならぬ雨で、除雪費用の負担が減少され、除雪業者にとっては、なんとも恨めしい雨となった。
(道路に大きな水たまり—運河公園横の道)