今月12日に、市立小樽病院(若松1・森岡時世院長)で、10日に看護婦の手違いで、患者の酸素吸入器の電源スイッチを入れ忘れて、患者が危篤状態になるという、医療ミスが発生していたことが判明した。
危篤状態となった患者は、病院の医師らの手当てで、事無きを得たが、重大な医療事故に発展する可能性があった。同病院の森岡院長は「患者と家族の方にすまない。事故の調査を徹底し、再発防止に努めたい」と語っていた。
小樽市が運営する市立の小樽第二病院では、2001年5月に患者の取り違えによる、血液型の輸血ミスが発生したこともあり、小樽市営病院に対する、市民の信頼度に大きな影響を与えることになろう。