水天宮の境内から海側の堺町へ下る階段の急坂がある。坂を下りると両脇に立派な石壁や階段を擁した宅地があり、かつてこの辺りが屋敷町だったことを忍ばせる。 ■坂道散策
この坂の途中にかつてドイツ人貿易商が32年間も住んでいたことから外人坂の名が付いたという。
現在は坂の階段の隣に、いまにも全壊すると思われる廃屋が残っており、石段の上り下りには注意が必要だ。
坂の雰囲気は良く、水天宮の眺望とともにゆっくり散歩したい坂道だ。