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「赤字財政で振り回された1年」(年末市長記者会見より) 2004年も押し詰まった12月30日の市役所仕事納めを前に、11:00から、年末市長記者会見が市長応接室で行われた。 カラ財源による赤字予算を計上した財政問題が中心で「平成16年度は、赤字予算の計上で話題を呼んだが、この大変な危機的な財政状況を1日も早く克服する事が最大の課題」とし、「大変な財政状態ということで、財政健全化に振り回された1年だった」と振り返った。 「財政健全化のため、聖域を設けず見直しを行い、人件費の削減などで8割方達成出来たのではないかと思っている。しかし、税収が落ち込んでいる上、国からの12億円のカットによる減収で大変な年だった。年明け早々に、行政改革第2弾のための会議を開き方向を決めて行く」 「19億円の赤字財源のうち、現在の決算見込みでは、数億円程度の圧縮が出来るのではないか」 「新市立病院建設の期日のメドは、まだ立てられない」など、財政問題での「大変」の言葉が繰り返し発せられ、危機の深さを見せていた。 「しかし、今年は、市民が役所主導ではなく、民間自らの手でいろいろとやってくれた。香港でのマーケットリサーチなども民間だけでやったもので、市民に意欲がでてきたことは、市長としてうれしいことだった」と語った。 この他、2004年の各部の施策の概要が説明された。概要については、資料を参考にどうぞ。なお、この概要については、小樽ジャーナルでは、すべて記事として情報発信しており、今年の過去の記事をクリックしてもう一度確認して下さい。 それでは、皆さんよいお年をどうぞ!! |