冬ソナの舞台に「小樽雪あかりの路」を“輸出”?!

写真は、小樽雪あかりの路実行委員会提供

 韓国のテレビドラマ「冬のソナタ」のロケ地となった、ドラゴンバレースキー場に、小樽雪あかりの路が“輸出”され、韓国版雪あかりの路が始まっている。

 小樽雪あかりの路実行委員会の中村全博団長ら6名が、12月20日から24日まで韓国を訪問、ドラゴンバレースキー場で「韓国版雪あかりの路」の演出に力を尽くした。

 しかし、滞在した20日から22日までは、現地に雪がなく途方に暮れた。川の氷を割って使うなど苦労もあったが、23日になると辺りは銀世界に変わり、無事に点灯式が行われ、「韓国雪あかりの路」が、1月2日までの日程で始まった。

 冬ソナのユン・ソクホ監督も作業を見守り、点灯した雪あかりの路を番組撮影するなど、交流も深めた。

 中村全博団長は、「韓国にも雪あかりの路が広がるように、小樽から雪あかりの路を持って行った。氷のオブジェもすごくきれいで、小樽にはない感動があった。関係者も冬の目玉が出来たと大変喜んでくれた。自分も−11℃の中、シャツ1枚で作業し、こんなに働いたことがないくらい働いた。雪あかりで小樽と韓国が繋がった」と語った。

 2005年2月の第7回小樽雪あかりの路に、韓国から今年も40名のボランティアが参加の予定で、「小樽雪あかりの路」が国際化への扉を開け始めた。

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