高島越後盆踊り、本家も参加し最高潮に!
8月16日(月)から20日(金)までの日程で開かれている「高島越後盆踊り」の行事に、発祥の地の新潟県北蒲原郡の本家から、保存会の踊り手も加わり、19日(木)夜には最高潮を迎えた。
16日(月)から始まった「高島越後盆踊り」は、高島稲荷神社に隣接する高島児童公園で午後7:00から行われている。
市内高島地区は、古くから漁業の盛んだった地域で、本州からの移住者も多く、明治初期に、新潟県北蒲原郡の出身者たちによって伝えられたのが越後盆踊りで、これが高島地区に定着し「高島越後盆踊り」として知られている。
笛と太鼓の囃子、素朴な人情の機微を唄った数々の唄、美しい踊りで成り立っている。この伝統ある踊りは、2001年(平成13年)7月に、市指定無形民俗文化財となっている。
19日(木)には、本家の新潟県北蒲原郡紫雲寺町の「藤塚浜盆踊り保存会」の千鳥会の約20人が、高島稲荷神社社務所で地元との交流会を開いた後、踊りの輪に加わった。
花編笠で千鳥の絵が描かれた浴衣姿の本家からの参加者は、しなやかな手足の動きで美しい踊りを披露した。高島越後踊り保存会の会員は「基本は高島の踊りと同じだが、手足の動かし方が大分違っている。高島の踊りは丸笠で編笠は被らない。本家の踊りを十分に見せてもらい、これからの参考にしたい」と話ながら、踊りに興じていた。
この風情ある「高島越後盆踊り」の行事は20日(金)まで。
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