米海軍救難艦「セーフガード」13〜16日小樽寄港!

 米第7艦隊配属の救難艦「SAFEGUARD・セーフガード」(3,371トン)が、8月13日(金)8:00から16日(月)9:00まで、小樽港に寄港することを認めると、小樽市が発表した。

 「セーフガード」は、乗組員100人で、座礁船の離礁作業、海中からの引上げ作業、他の船舶のけん引作業、有人潜水作業などを行うサルベージ船。米第7艦隊配属で佐世保を母港にしており、小樽へは佐世保から13日(金)8:00に入港する。

 小樽市の山下勝広総務部長、山田厚港湾部長が、9日(金)11:00から記者会見を開き、「セーフガードの寄港は、小樽が商港ということで、岸壁使用や今後の入船予定などを確認し、空きバースがあり、同艦が救難艦で核搭載がなく、核輸送をする船でもないこと。商業港として他への影響を及ぼさないことから、13日8:00から16日9:00まで、中央ふ頭2号バースに寄港を認めることにした。核搭載の有無については、札幌米国領事館に確認した」と発表した。

 小樽港には、アメリカを始めイギリス・ロシアなどの外国艦船が寄港しており、「セーフガード」の寄港は、外国艦船の初入港以来74隻目に当たるという。

 米艦船の小樽寄港に対し、7月27日「米空母に反対する市民の会」が、小樽市長宛に質問書を提出。米海軍のサルベージ船の入港が事実であるなら断固反対を表明した。また、民主党・連合などで作る連合北海道小樽地区連合会は、民主党北海道小樽支部(佐藤利次代表)・民主市民連合議員会(武井義雄会長)、後志平和フォーラム小樽連絡会(熊澤哲美代表)、連合北海道小樽地区連合会(戸塚利治会長)の4者名で、小樽市長に対し「米艦船セーフガード小樽港寄港に反対する申入れ」を、8月6日に行っている。

 USS SAFEGUARDのHP