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市議会の会派代表質問終える!
開会中の小樽市議会平成16年度第1回定例会、3月3日(水)は前日に引き続き、会派代表質問が行われた。 3日(水)13:00から、公明党の佐藤利幸議員と、民主・市民連合の武井義恵議員が代表質問を行った。 前日の代表質問でも議論になった、市の2004年(平成16年)度の“赤字予算案”についての質問が中心となった。佐藤議員は「行財政問題」で、武井議員は「市長の政治姿勢」を問い、財政再建団体に陥った時の市長の見解を糾した。山田市長は「国の三位一体の改革で、収入の見込みが大きく落ち込み、今一度、財政健全化計画を見直すため、今議会への提案を見送った」と述べ、赤字解消の具体策は先送りされた。「何としても赤字財政再建団体への転落を防ぎ、国に要請し財源確保を図る」と、国頼みの答弁を繰り返していたが、国が自らの責任で赤字予算となった一地方自治体の窮状に、特別に手を差し伸べることは考えにくく、自らの手で、この窮状をどう解消していくかが、市側に問われている。 本定例会が予算議会でもあるため、代表質問は新年度の異例の赤字予算に論議が集中。理事者側や質問者の議会側からも、頻繁に赤字財政再建団体転落への危惧が、語られるようになったことは、さらにいっそう具体的な転落への足音が近づいていることを示していた。 ◎会期日程 |