さよなら「貴婦人」また会う日まで!(2003/10/20)

 小樽に7年振りに優雅な姿を見せていた、海の貴婦人・帆船「海王丸」が、5日間の滞在を終え、20日(月)14:00に、タグボート2隻に曳かれ、小樽港を後にした。

 海の貴婦人「海王丸」の小樽滞在は、16日(木)10:00から20日(月)14:00までの、5日間の短い滞在だった。この間、19日(日)には一般公開され、大勢の見物客を集めた。

 20日(月)14:00に、小樽港第3号ふ頭と「海王丸」とを結んでいたロープが解かれ、名残惜しそうに、長い汽笛を3度鳴らし、岸壁を離れた。

 実習生たちは、黄色のヘルメットを頭上で振り、小樽との別れを告げていた。この「貴婦人」に、さよならのために、岸壁には見送りの人も多く集まり、また会う日までと、手を振って別れを惜しんでいた。

 岸壁を離れた同船の実習生たちは、4本マストにスルスルと上り、全員でマストの上から、小樽の街を眺めながら、港外へ姿を消した。

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