日銀初の“金融資料館”小樽にオープン! パンフレットはこちら

 日本銀行旧小樽支店の歴史的建造物の重厚な煉瓦造りの建物を利用した、日銀初の「金融資料館」が、14日(水)9:30からオープンした。

 9:30から行われたオープニングセレモニーでは、日銀や市の関係者がテープカットし、金融資料館を開館した。

 日本銀行旧小樽支店(色内1-11-6)は、1912(明治45)年に建てられた。設計者は、東京駅や日銀本店を設計した辰野金吾で、煉瓦造りで外装は石造りにしている。明治期建築の特徴を示す重厚な外観を持っており、市の歴史的建造物を代表する建物。昨年9月、日銀小樽支店は1世紀にわたる営業を停止し、業務は札幌支店に統合された。(閉店した当時の記事はこちらから)

 館内は、実際に利用していた金庫を解放し、内部を再現した「これが金庫だ」や「よみがえる北のウォール街」「日本銀行のあゆみ」「お札ギャラリー」などが一目で判るように展示されている。これまで入れなかった建物が、無料でオープンしたことで、小樽観光名所がまた一つ増えることになった。

 開館9:30〜16:30(入場は16:00まで)、月曜休。問合せ 0134-21-1111

 HP http://www3.boj.or.jp/otaru-m/