市長選:“山田市政の公約”を発表!   写真中央が山田市長。

 統一地方選の第1弾の知事選と道議選が、13日(日)に終わった。今度は統一選の第2弾、市長選と市議選が27日(日)投開票で行われる。

 2期目の再選を目指す、現職の山田勝麿市長は、15日(火)10:30より、駅前第1ビル4Fで、“山田市政の公約”の発表を行った。『市民と行政の知恵と汗が結集した「はつらつ小樽」の創造』のキャッチフレーズのもと、まちづくりの基本目標5項目を挙げた。

 (1)福祉の充実(2)生活環境の向上(3)地域経済の底上げ(4)教育環境の充実(5)行財政運営の効率化・健全化となっている。(詳細はこちら)

 当選すれば2期目となる山田市政にとって、最大の課題は破たん状態の市財政。市長も「借金返済のピークが平成17年にくる。この3年間が財政再建の山である。」と、苦しい借金返済に追われる火のついた市の台所事情を語った。

 平成15、16、17年の3年間は、借金返済に追われる市財政を抱え、誰が当選しても苦しい財政運営を強いられることになる。また1期目の公約の実現についての質問に対し、病院の統廃合、ゴミの分別収集、中央通りの拡幅など、大きな問題にはメドをつけたとしており、2期の公約の実施度については、数字の%では申し上げられないと、財政との兼ね合いでの苦しい胸の内をのぞかせていた。小学校のパソコン設置は、平成15年度で半数、平成16年度で半数と、2年間で設置すると言及した。

 小樽市民にとって身近な市長選と市議選は4月27日(日)。