北海道が管理する石狩湾新港管理組合(管理者・高橋はるみ知事)の西地区多目的国際ターミナル(銭函5)に、横須賀を母港とする米海軍第7艦隊所属のイージス艦「ステザム」(8,800トン)が、2月5日(月)から9日(金)に寄港することになった。
イージス艦「ステザム」は、新鋭のイージス駆逐艦で、迎撃ミサイルで弾道ミサイルを撃ち落とすミサイル防衛(MD)の能力と任務を持つアーレイバーク級のイージス艦。
道は、核兵器搭載の疑いがないとの外務省の回答を受け、25日(木)に、同艦の入港を受け入れることを正式に表明した。
「ステザム」は、2月5日(月)から9日(金)まで、小樽市銭函の西地区多目的ターミナルに入港の予定で、上陸人数は約250人という。
石狩湾にイージス艦が入るのは、2006年7月1日に小樽港にイージス艦「カウペンス」が入港して以来6ヶ月ぶりで、石狩湾新港に入港するのは初めて。入港の目的は友好親善としている。
小樽港に次いで石狩湾新港にも米艦船が入港することで、石狩湾には、再び灰色の船体が浮かぶことになる。石狩湾の港湾も次第に、米軍横須賀港の北の代替港としての役割が浮かび上がってきている。
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