8月7日(水)〜12日(月・祝)に、小樽在住のアーティストが集まるTHEY展Vol.9が、市立小樽美術館(色内1)1階多目的・市民ギャラリーを本会場として、梁川通商店街にある裏小樽モンパルナスを小品会場として開催している。
参加アーティストは、上嶋秀俊氏・菅原おりえ氏・高橋一文氏・鈴木比奈子氏・小川豊氏・村上勢子氏・かつやかおり氏・三宅悟氏・加藤祐子氏・SARU1氏。裏小樽モンパルナスのみ出展でHiNA氏が参加。
美術館には作家10名の49点を展示。「心のひだ」で作品を作り続ける小川氏は、テーマは変えず、数年前から見てわかりやすい「花」をモチーフにした作品。
美しい物には棘がある・明るい顔をしていても悩みを抱えていて葛藤がある。そういうものを「心のひだ」で追求しているという。正方形にアクリル絵具で色彩した8点が並んでいる。
ほのぼのとした優しくて温かい代表の三宅氏ならではの作品「北手宮」シリーズは、ファンも多い。
鈴木比奈子氏は2作品を出展。超古代の日本にあった、カタカムナ文字について勉強中で、見ることによって癒やされたり、体調を整えたり、現代の薬絵を目標としていて「内なる結界」と他1点を発表。
「自由な発想で見て、自由に解釈して楽しんでもらいたい。それが絵の役割だと思う。自分は何を感じられるかが大切。ぜひ会場でご覧いただきたい」とPRした。
同モンパルナスでは小品会場として、本会場10名と1名の11名・約50点を展示し、作品を元にポストカードやコーヒーカップなどの商品も販売している。
鈴木氏の絵本で釧路湿原のコッタロ地区に住む夫婦とタンチョウ親子の実話「コッタロのチビッコ」の原画(非売品)を展示し、手に取って見ることもでき、絵本の販売も行っている。
モダンな雰囲気の同ギャラリーには販売も兼ねて作品展が開かれ、美術館とは違った雰囲気の中で、じっくり作品を楽しむことができる。
THEY展 8月7日(水)〜12日(月・祝)10:00〜17:00(最終日16:00)
市立小樽美術館(色内1)2階市民ギャラリー
裏小樽モンパルナス(稲穂4)
関連事業として、11日(土)14:00から、vankoとヒカリクジラ☆ちこが出演する音楽イベントの開催も予定している。どちらも入場無料。
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