陸上クラブ・朝里TFC 北海道大会で好成績

 8月1日に創立10周年を迎えた陸上クラブ・朝里TFC(太田信彦代表)の選手5名と1チームが、7月14日(日)に室蘭市で開催された北海道陸上競技大会で好成績を収めた。(写真提供:朝里TFC)

 

 現在、朝里小学校と望洋台小学校の1~6年生48名が所属し、木・土曜日に朝里中学校体育やグランドのほか、各自でもトレーニングに励んでいる。

 

 6年の髙村啓さんは、男子走高跳びで1ⅿ36cmを記録し初優勝を果たし、「自己新で初めての優勝。優勝できると思っていなかったので嬉しい。足を上げるよう注意した。みんな喜んでくれたけど、悔しそうにしている人もいた。今後の目標は1ⅿ40cm。これからも続ける予定」と話した。

 

 6年の齋藤隆人さんは男子走幅跳4m57cmで2位となり、「自己新も出せたし嬉しかったが、1位になりたかったので悔しかった。3年生から走り幅跳びをしている。去年は7位だったので一番良い成績だった。1位の選手とは40cmの差があった。今後の目標は1位の人の記録を超えたい」と話した。

 

 5年の滋野煌士さんは男子走高跳び1m10cmで6位となり、「もっと良い成績を出したい。目標は115cm。走り高跳びの楽しいところは飛んだ瞬間。いつも柔軟をしてトレーニングしている」と話した。

 

 6年の瀬賀緑さんは男子走高跳び1m15cmで7位となり、「今までの練習でなかなか自己新記録が出せなかったのが、全道大会で自己新記録を出せたのがすごく嬉しかった」と話した。

 

 5年の荒川結衣さんは女子80mHを17秒05で7位となり、「自己新だったが、5位に入りたかったけど入賞できて嬉しい。お姉ちゃんが砲丸の選手でつられて始めた。いつも父と公園で自主トレーニングしたり、家で筋トレしている。目標は15秒台を出したい」と話した。

 

 5年男子4×100mリレーでは1分01秒で7位となり、1走の葉原煌さんは「リレーチームから抜けないように頑張りたい」と話し、2走の中田陽太さんは「体力をつけて他のチームから抜かされないようにする」と話し、3走の梅田紫貴さんは「バトンを渡すことが難しいが、全道大会で59秒出したい」と話し、4走の高橋映多さんは、「リレーメンバーから落ちないように頑張りたい。1分をきりたい」と話した。

 

 このほかに、6年の瀬賀緑さんが男子走高跳びで7位入賞している。

 

 太田代表は、「今回は4年連続で全道大会での入賞者を出せたので、チームとしてもすごく活性化してきたと思う。今年は入賞できなかったぎりぎりの4・5年生の選手が沢山いたので、来年に繋げてくれればと思う。楽しみなところ。練習は週2回なので、平日、個人々で走ったり自主トレーニングに頑張ってくれている。

 

 今年はチーム10周年。長いようで短かった。当チーム卒業の高校生3名がインターハイに出場した。卒業生から現役選手まで好成績を残してくれていて、この10年繋げてきてくれた。携わってくれた皆さんに感謝している。初心に返ってこれからも頑張っていきたい」と話していた。

 

 チーム卒業の立命館慶祥高校3年・岡飛碧さん、小樽桜陽高校3年・小笠原翔さん、同1年・戸塚倖士朗さんは、7月28日(日)から福岡県で開催された全国大会(インターハイ)に出場している。

 

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