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 12月のベストママ 2015

藤本 友子 ママ

 都通り商店街で「ネイルカフェ・クラウド」を経営する藤本友子さん(40)は、登別市生まれの余市町育ち。小樽に来て13年目のネイリスト。

 自分の爪が弱く綺麗にしたいと思い、興味のあったネイルを色々試したが、アレルギーが原因で断念。そこで、本格的にネイルを学ぼうと、26歳の時、育児をしながら、本格的に札幌の学校へ。現在は、ネイルの普及と発展に努める日本ネイリスト協会認定講師試験に合格し、この道を極めた努力家。

 カフェとネイルサロンを一緒にした店を、2015(平成27)年4月にオープンさせ、22歳から86歳まで幅広い客層に利用されている。

 群衆や人を引き寄せるの意味から、「クラウド」と名付け、待ち合わせに使ったり、おしゃれに興味のある女子がフラット立ち寄れるよう、カフェとネイルサロンを合体させた。

 都通り商店街はJR小樽駅からも近く、1階をカフェに、2階はネイルサロンにして、外から見えないのんびりとした空間で、ネイルのお客さんを迎えたかったという心遣いが込められている。

 藤本さんの仕事は、主にネイルを担当。カフェはスタッフが常駐している。ネイルケアから装飾まで藤本さんのセンスを生かし施術。艶と透明感のある美しい指先を叶えるジェルネイルは、爪の補強にもなる。スカルプチャーは、人工爪の一種で、自爪に長さを付けるもの。

 ネイルは、女の子が爪のおしゃれを楽しむだけと思いがちだが、藤本さんは、ささくれになる前にケアしたり、爪をカットしたり、爪をケアすることの大切さを訴える。手だけじゃなく足の爪もOK。爪の根元のケアや乾燥、割れや巻き爪など、爪の悩みを抱えている人は意外に多い。職業柄、爪のおしゃれができない人の悩みも解決してくれるという。爪が小さいとかネイルが似合わない爪など、コンプレックスを解消し、自信に繋げてくれるそうだ。

 男性にもジェルネイルで自爪を補強したり、失った爪を復活させたりと、営業マンも爪のケアで営業成績がアップしたという話を聞き、上手にサロンを使ってもらえればという。

 お客さんとコミュニケーションを取りながら、どんな爪にしたいのか、どんな爪が似合うのか、用途や目的にあわせて提案し、満足してもらえるよう心がけている。手の写真はOLのお客さん。爪のケアを13年続け、さかむけになる前に手入れし、指先に自信を持てたという。

 藤本さんにとって、お客さんとの会話はネイルの施術のひとつでもあり、悩みを聞いたり、会話をヒントに提案し、コンプレックス解消に繋げるよう努力している。

 「常日頃、ネイルをしていることにより、綺麗だと言われ自信となり、誰もが綺麗な手になれる。幸せは指先からです。まずはご相談を」と、もっとネイルサロンを活用するようPRした。

 そんな仕事熱心な藤本さんの特技は演歌。後志大会や全道大会に出場し、自慢の喉を披露している、元気いっぱいのママ。

ネイルカフェ・クラウド
小樽市稲穂2-11-5 都通リ商店街
電話:0134-24-8688
営業時間:11:00〜20:00 要予約
定休日:月曜日・第1・3・5日曜日
カフェ:コーヒーの他アルコールや軽食あり

 11月のベストママ 2015

河地 素子 ママ

 緑町の古民家を再利用した宿屋「emina バックパッカーズ」を営む河地素子さんは、札幌出身の38歳で、2児の母。

 旅好きの素子さんならではの宿を、2011年4月に開店し、今年で丸4年が経った。

 空家だったこの建物は築90年の歴史が刻まれ、片流れ屋根部分に窓がありモダンな外装。ひと目で気に入り、その縁で小樽に移り住み、宿屋をオープンさせた。

 店名の"emina(エミナ)"はアイヌ語で、笑顔や微笑みなどを意味し、そのイメージで名付けた。思いつきで始めたという宿屋だが、旅人にリーズナブルな料金で、思い出深い小樽の宿を楽しんでもらいたいと、日々頑張っている。市内では、同じ内容の宿屋が5件ほどあるそうで、とくに外国人観光客が多く利用しているという。

 10名ほどの定員で、16:00から20:00までがチェックイン、翌日11:00までにチェックアウト。共用バスルームで男女別のドミトリー(相部屋)で、2段ベット付きの素泊まり。宿泊客同士が集い、会話やお酒を楽しむこともでき、消灯時間は決めていない。

 食事の提供はないが、宿屋の経営や掃除・洗濯まで、あらゆることを素子さん1人でこなしている。宿泊客同士が仲良くなったり、一緒にお酒を楽しんだり、次の目的地まで一緒に出発したり、楽しそうにしているのを見ると、宿屋をやって良かったとうれしくて、困ったことも感じないほど充実感がある。

 また、長期間の旅人も多く、道内一周して戻って来る人も。そんな中、自転車で旅をしていて「2年後、戻ってくるね!」と言い残し、本当に来てくれた時には驚き、再会を喜んだという。

 将来の夢を尋ねたが、子育てや仕事に追われ、夢がどうのと考える時間はなく、とりあえず、「一生懸命に頑張る!」だそうだ。

 「ひとり旅や家族連れも大歓迎!アットホームな宿なので、気軽にいらしてください」と笑顔でPRした。

emina backpackers〜えみな バックパッカーズ〜
小樽市緑2-15-17
電話:0134-61-1279
チェックイン:16:00〜20:00・チェックアウト:〜11:00
定休日:不定休
宿泊定員10名

 10月のベストママ 2015

中村 美晴 ママ

 真っ白なふわふわの愛犬ぺぺちゃんの絵が目印の「なかよし食堂ぺぺちゃん家(ち)」は、中村圭輝さん(40)・美晴さん(42)夫妻が営む店。

 今の店舗の前身となる「アットホームバーぺぺちゃん家」を札幌で5年半営み、建物の耐震性の基準が合わず急遽閉店に至り、新店舗を探していたところ、以前から釣りや山菜採りで訪れ、いつか小樽で食堂ができたらと思っていたこともあり、昨年11月末に思い切って小樽に引っ越し、今年の4月27日にオープンとなった。

 夫婦で仲良く楽しくワイワイしていこうと、この店名にしたという。ぺぺとは、愛犬のスピッツ12歳の名前で、他にチワワのレン6歳も。

 店長の圭輝さんも「ぺぺちゃん」の愛称で親しまれ、札幌での経験を活かしたトークと、カクテルから日本酒まで、ドリンクメニューも豊富に取り揃えている。

 料理は、美晴さんが腕を振るい、ランチは定食をメインに、なかよし弁当(650円)が人気。毎日おかずが変わり、お母さん弁当のように栄養バランスの摂れた定食。夜は、本日仕入の刺身やだし巻き玉子、手作りザンギなどを肴に酒を味わう。

 近隣住民とも仲良くなり、旬の魚や山菜の差し入れがあったり、「小樽の人は親切で、情に厚く面倒見が良い」と、自分たちを受けれてくれたことに、日々感謝しているという。今後は、自分で釣った魚や庭で採れた野菜、キノコなどの山菜も、提供していきたいという。

 店内は、けん玉やTVゲームがあったり、野球中継を観戦したりと、子どもから大人まで、楽しい時間を過ごすことができる。

 美晴さんは、調理も得意とするが、ぺぺちゃんの絵やメニューの挿絵も描き、あったかい絵が来店者を和ませている。

 「これからも笑顔で夫ぺぺちゃんと仲良く、日替わり弁当と、夜のコースや宴会にも利用していただきたい。店長の作るカクテルとトークには定評があり、楽しい時間をお約束。私達とまったりとした時間を過ごしにご来店を」とPRした。

なかよし食堂ぺぺちゃん家
小樽市色内2-15-9
電話:090-5075-6996
営業時間:11:30〜15:00・17:00〜22:00(L.O21:30)
定休日:火曜日
席数:21席 宴会・コースは電話で相談を!

 9月のベストママ 2015

千葉 龍子 ママ

 花園はしご通りにある居食屋「夕月(りゅうさんの店)」を営む千葉龍子さん(60)は、函館生まれで小樽育ちの元気な女性。“りゅうさん”の愛称で、商大生から70歳代までと幅広い世代に親しまれている。

 今年1月に開店した同店の名付け親は、酒屋さんで、分かりやすい名前が良いと命名してくれたそうだ。

 りゅうさんが、毎日16:00から腕を振るって作った料理が、カウンターに次々と並べられていく。中華の日があったり和風だったりと、日替わりで楽しむことができる。

 カラオケもあり、リクエストがあれば、りゅうさんが歌声を披露、和やかな時間が流れる。

 りゅうさんをはじめお客さんも明るい人ばかりで、お客さん同士も仲良し。自然と明るい人が集まり仲良くなって、中には、店で出会い結婚したカップルもあり、店が縁結びとなったことも。

 開店を17:30にしているのは、会社帰りにまっすぐ寄れるように、お待たせしないため少し早めに営業している。

 人と接するのが大好きで、この仕事がまさに天職だと感じているし、お客さんからもそう言われることがあるそうだ。これからも元気に笑顔で頑張りたいと話した。

 時間制限なしでりゅうさんの手料理食べ放題が1,300円。2,500円で時間制限なしの飲み放題がつくという、とてもお得なプランを用意している。若い世代に人気があるという。

 さらに人気なのは「おにぎり」だそうだ。塩味が利き、握り加減が絶妙で、おみやげに「おにぎり」を持たせてあげると、とても喜ばれると笑顔で話す。

 お腹がすいた時、家庭料理が食べたくなった時、元気がなくなった時、りゅうさんの店に行くと、心も胃袋も幸せに満たされるに違いない。

夕月(りゅうさんの店)
小樽市花園1-11-17
電話:0134-33-8757
営業時間:17:30〜お客さんが帰るまで
定休日:火曜日

 8月のベストママ 2015

対馬 真奈 ママ

 船見坂入り口に、オムライスとマフィンの店「ARINKO MOU DASH」が、今年7月21日にオープンした。

 シェフの対馬佳紀さん(41)とマフィンとホール担当の真奈さん(29)は、仙台から2ヶ月前に小樽に移住した仲良し夫婦。

 店名の「ARINKO MOU DASH」(ありんこもうだっしゅ)は、遊び心がある名前にしようと、佳紀さんが以前から開業するならこれ!と決めていた。真奈さんは、店名から自由に想像を膨らませてもらえればという。

 仙台では、飲食店を任され一緒に働き、佳紀さんが北海道出身ということもあって小樽を選んだ。真奈さんとの夢が詰まった店を開店させ、毎日が新鮮で楽しいそうだ。

 店を探しに小樽を訪れ、この店舗に一目惚れ、即決したという。開店準備に追われ、開店しても休む間もなく、小樽をじっくり見て回る時間はないが、これから徐々に散策し楽しむ予定。小樽は海も山もあり、地域の住民もとても優しくて、思った以上に人情味のある町。もしかして小樽の人は、土地や人の良さに気づいていないのではと感じることも。

 小樽は観光の町のイメージだが、地元の方に利用してもらいたいと、値段も1,000円以下とリーズナブルにし、会社員やママ友のランチ、商大生にも気軽に利用してもらいたいという。

 定番のオムライスに加え、明太子マヨネーズなどの創作オムライス、オススメは、ビーフシチューオムライス。どれも飽きのこないようにくどくなく、最後まで美味しく食べられるよう工夫されている。

 ソースやケチャップもオリジナルで、卵もふわとろ、夫でシェフの佳紀さんが腕によりをかけて調理し、妻の真奈さんが笑顔で接客、仲良し夫婦が力を合わせ切り盛りしている。

 将来の夢を尋ねると、「この場所で続けられること」と答えた。真奈さんは、「店内の雰囲気やBGM、器・コーヒーカップ、盛り付けなど、味同様に楽しんでもらいたい。お食事はもちろん、お茶だけでもゆっくり楽しんでもらいたい」とPRした。

 可愛い奥さんと優しいシェフの店へ、オムライスを食べに猛ダッシュ!

ARINKO MOU DASH
小樽市稲穂3-10-13
電話:0134-55-0214
営業時間:11:00〜20:00
定休日:水曜日

 7月のベストママ 2015

佐々木 信子 ママ

 78年間、銭湯として高島地区で親しまれた「滝の湯」を改装して、お年寄りに優しい「デイサービスセンター滝の湯」を立ち上げ、その管理者・佐々木信子さん(66)は、明るく元気で利用者の人気者。

 佐々木さんは、小樽出身で、介護の仕事を始めて25年。以前は、市内の病院で介護に従事し、また、障害のある人にスポーツを通じて社会参加を応援する、「スペシャルオリンピックス(本部:アメリカ)」の北海道小樽支部の代表を務め、知的障害などの障害を持つ人に、水泳や水療育、運動会、一泊旅行などを実施するボランティアとしても活動。仕事・家事・ボランティアと、多忙だけれど充実した日々を過ごしていた。

 様々な活動をする中、障害があって1人で銭湯に行けない人がいて、1人で入浴することも侭ならない人もいて、身体機能の健康を維持するだけでなく精神的な安定をもたらす風呂の重要性を日々感じていた。

 ある日、新聞に“父を車椅子で散歩に連れて行ってくれる人を探しています!”と書かれているのを見て、佐々木さんの血が騒ぎ、デイサービスをオープンさせようと思ったそうだ。

 またまた車で通りかかった滝の湯に、廃業の張り紙があり、「ここだ!!」と思い、平成16年9月1日に「デイサービス滝の湯」をオープンさせ、11年目となる。

 長年の経験による知識とバイタリティー、持ち前の明るさと優しい人柄に、利用者の笑顔も絶えない。

 佐々木さんの1日は多忙で、常に“現場重視”。利用者の送迎も自ら行い、自身の仕事プラス、他の職員が行なう仕事量をこなしている。

 壁のタイル絵や浴場は銭湯の雰囲気のまま、中央に広々とした浴槽があるセンター内。浴槽には、季節の花や果物を入れ、春は桜の花を散りばめ、時には、みかんやりんごが湯船にプカプカと浮き、とっておきの入浴タイムを、利用者に楽しんでもらおうと工夫している。

 楽しみをできるだけ持てるように、食事にも気を使い、利用者の要望に応えて赤飯を炊いたり、お茶うけにもひと手間加えている。

 また、午後のレクレーションの時間に、予定を変更して、利用者と昔話や悩みごと・病気のことなど、みんなで楽しく会話する“井戸端会議”をするそうだ。夫の話や妻の話と会話が弾み、和気あいあいとした時間が流れる。

 常に、利用者の立場に立ち、寄り添う介護を大切にしている。必要以上に構えたり、言葉使いも大切だが、敬語を使いすぎず、相手に合わせた言葉使いで、自然体でいること。食事やおやつの出し方にも、もてなす心を忘れないよう、職員に指導している。

 手先も器用な佐々木さんは、センター内の装飾もアイディア満載で、手作りの手芸品を飾ったり、ダンボール箱に綺麗な紙を張って棚に入れたり、アイディアとおもてなしの心が詰まった、利用者に優しいデイサービスだ。

 毎日がドラマで沢山のエピソードがあり、嬉し涙も沢山流したそうだ。佐々木さんにとって、まさに天職。今日もはつらつとした笑顔が、デイサービスの利用者を和ませている。

有限会社ライフケアささき
デイサービスセンター滝の湯
小樽市高島2-13-1
電話:0134-24-3463
営業時間:9:00〜16:00
定休日:土曜日・日曜日・12月31日〜1月3日

 6月のベストママ 2015

佐藤 麻衣 店長

 梁川通りの蕎麦屋あとに、今年2月にオープンした和風ジェラート「和どう」の店長・佐藤麻衣さんは、池田町出身の32歳で物腰の柔らかいフレッシュな店長。

 十勝のアイスクリーム会社に勤務していた頃、北海道物産展で様々な職種の人と知り合う中、今の店長の職に就くきっかけを掴んだ。

 物産展には、鶏の半身揚げ「なると屋」も出店。なると屋を展開する株式会社FOODCOLLECTのグループ会社で、スイーツ部門・株式会社ドルチェプランニングに転職。今年2月27日に、手作りアイスクリームを提供する「和どう」がオープン。同店の店長として新転地・小樽での生活がスタートした。

 元々、あんこやアイスクリーム好きの甘党で、着物などの和にも興味があり、和を基調とした店内の装飾も、佐藤さんのアイディアが、いっぱい詰まっている。店名も和の道の意味を込めて「和どう」と名付けた。

 佐藤さんは、仕入れから仕込み、アイス製造から販売まですべてをこなす。出来立てのアイスを提供し、商品開発にも全力で取り組んでいる。脂肪分の計算などアイスの深部まで踏み込み、新しい発見に喜ぶことも多いそうだ。

 おススメは"きなこもち"。道産黒豆を香ばしいきな粉にして、求肥と隠し味に塩が入ったアイスクリームの組み合わせ。当店人気NO.1は、どら焼きパフェ。どら焼きの皮と求肥に、つぶ餡かこし餡か選べ、アイスもバニラ・抹茶・ミックスから選べる。

 開店3ヶ月が過ぎ、日頃心がけていることを尋ねると、以前アイスクリーム会社に勤務していたことで、基礎的な知識はあり、分かっているとの思い込みも多く、この会社に入り、今までの経験は通用しないことを思い知らされたそうだ。今は、常に初心に返って取り組むことを心がけているという。

 そんな緊張の日々の中で、試作中のアイスについて深く勉強し、実際にアイスを作ってみたり、いろいろな食材とアイスをコラボレーションしてみたり、「自分の考えたアイスを、お客さんが喜んでくれた時など、やりがいもあり楽しい」と感じている。

 考えるからには、もっとアイスを沢山の人に食べてもらえるよう、業務用などにも広げていきたいと意気込む。

 佐藤さんは、「作り立てのアイスは格別です。それを提供しているので、ぜひアイスの美味しさを『和どう』で味わってもらいたい」とPRした。

和風ジェラート『和どう』
小樽市稲穂3-15-7        
9月19日(土)より、色内1-1-17小樽出抜小路に移転
電話:0134-64-1427
FAX:0134-64-1428
営業時間:11:00〜19:30(L.O:19:00)
定休日:月曜日
テーブル7つ・席数14席 
テイクアウトや地方発送も可能

 5月のベストママ 2015

斉藤 久美 ママ

 JR小樽駅前のホテル・ドーミーイン小樽の裏手の小路にある「和風居酒屋 母ちゃん家」のオーナー斉藤久美さん(51)は、小樽生まれの小樽育ち。

 居酒屋チェーン店の厨房で働いていた頃、いつかは手作り料理を提供する店を持ちたいと思い続けていた。店を持つなら、昼間から営業でき、繁華街から離れた路地裏で開店したいと思っていたところ、この店を見つけ、前の店主が店を閉めると聞き、2012年5月1日にオープン。今年5月で3年目に突入する。

 店名の"母ちゃん家"は、息子2人からも母ちゃんと呼ばれ、みんなの母ちゃんになりたいと思い命名。店の雰囲気も、自宅にいるよう楽しんでもらいたいと、落ち着いてくつろげる店を心がけている。

 久美さんがひとりで切り盛りし、仕入れから仕込み、掃除から接客までの全部をこなしている。居酒屋や接客業の経験を活かして頑張っている。初めの1年は大変で、いろいろな経験をした。2年目から自分のペースで仕事ができるようになったという。

 当店のおすすめは、ジンギスカン焼きそば。焼きそばにジンギスカンの肉を使い、ジンギスカンのタレで味付けしている。メニューは、久美さんが考え、中でも小樽っ子に絶対喜ばれる"樽っ子セット"は、小樽っ子ならみんな大好きな橋本水産の魚肉ウインナーと玉屋のシューマイのセット。

 他には、タコの頭の刺身や牛すじカレーも手作りで提供している。莫久来(ばくらい)と言う、ほやとこのわた(ナマコの内蔵)の塩辛など、酒の肴にぴったりの料理がメニューを飾る。休日は、メニューのヒントを探しに食べ歩く。

 店を訪れるお客さんとの会話が楽しみで、昼間は、自分の父親くらいの年齢の人も多く、父親と話す感覚で会話も弾むそうだ。今後10年くらいは、このままこの場所で店を続けていきたいという。

 「一升瓶でボトルキープでき、リーズナブルな値段。月1度の来店を、週3回来られるような、財布に優しい店にしたい」と話した。

和風居酒屋 母ちゃん家
小樽市稲穂3-7-11
電話:090-8902-9063
営業時間:11:00〜22:00
定休日:5月〜8月不定休・9月〜4月日曜日
席数:カウンター10席・小上がり8〜9席
宴会:1人からOK・前日までに予約が必要

 4月のベストママ 2015

金田 千鶴 さん

 1936年創業の北海道唯一のロウソクメーカー・株式会社フジ本芳川商会(緑2・芳川雅勝会長)2階に、体験工房「Candle.Y」を開く金田千鶴さん(46)は、同社会長の長女でキャンドル作家。

 千鶴さんは生粋の小樽っ子。両親の影響で、子どもの頃からテニスを習い、高校時代は高体連出場、高校2年生頃からテニスにはまり、テニスができる札幌の短大へ進学。テニス部でテニスに没頭する学生生活を過ごした。現在も、父や母と一緒にテニスを楽しみ、未だに父には勝てないそうだ。

 千鶴さんが子どもの頃は、仏壇のロウソクというイメージが強く、家業を手伝う気持ちはなかった。結婚して10年前から、祖父母の介護を兼ねて、同社の事務員として勤務。

 小樽職人の会の会員であったことから、毎年5月から10月は、小樽職人の会をメインに、キャンドル作りを団体の修学旅行生など、年間約900人に指導している。

 そのため、3年間も、キャンドル作りを基本から学び、技術を習得するため、東京に通い続けた頑張り屋さん。

 会社2階の工房でも、予約が入ると制作指導を行っている。子ども達が職業体験をするワークステーションで協力したり、ラジオ制作会社の体験取材や、小学校へ出張し指導することもある。また、千鶴さんオリジナルのキャンドルをデザインして販売も行う。友人へのプレゼントにと注文も受ける。

 ロウソク販売会社のため、キャンドルづくりの材料も、すべて千鶴さんの手作り。ロウの液に顔料を混ぜ、バットに広げ、柔らかいうちに、ハート型や細かいキューブを手間暇かけて作っている。色も薄い色や濃い色など、カラフルなロウのキューブが、キャンドル作りは欠かせない。ロウソクの芯の種類も多く、ロウソクの大きさによって使い分けることも大事だそうだ。

 千鶴さんは、オリジナル商品の制作よりも、とにかく、子ども達などへキャンドル作りを教えるのが楽しいそうだ。子ども達は、作ったキャンドルを大切にしまって置くことが多いが、火を灯しても楽しんでもらいたいと言う。制作体験者には、安全に灯りを楽しんでもらうために、必ず取り扱い説明書を渡している。

 昨年の10月には、韓国の大スターヨン様こと「ペ・ヨンジュン」さんが、工房を訪問し、千鶴さんにワックスボウル作りの手ほどきを受けたそうだ。

 昨年2月に、韓国人俳優のチュ・ジフンさんが、東日本大震災の被災者支援活動として制作するワックスボウルの指導ため、小樽雪あかりの路関係者と韓国へ同行した。その俳優のチュさんが、ヨン様が経営する事務所の俳優だったのが縁で、ヨン様が来日し、同工房へ訪れたという。

 千鶴さんは、「淡々と制作を指導し、全工程を自分で作りたいと熱心に取り組んでいた」と話した。その様子は、有料テレビの30分番組で放映されたそうだ。ヨン様が制作したワックスボウルは、同工房に、ケースに入れられ大切に保管されている。

 今年1月から試行錯誤して完成した、紫陽花をあしらった新作のキャンドルを発表。市内色内にある雑貨屋「vivre sa vie + mi-yyu」で販売中。ドライフラワーにした紫陽花をふんだんに使い、紫陽花が燃えないように工夫が施された素敵なキャンドル。

 千鶴さんは、「この仕事をずっと続け、小樽のロウソク屋さんが作る、キャンドルの町・小樽やワックスボウルの町・小樽を広めていきたい」と笑顔で話した

株式会社フジ本芳川商会・キャンドル体験工房「Candle.Y」
小樽市緑2-3-14
電話:0134-34-2255
予約制

 3月のベストママ 2015

松本 愛子 ママ

 33年以上も前、花園の郵便局だった店舗兼住宅に、夫の松本望さん(31)と妻の愛子さん(35)のおしどり夫婦が営む「cafe chobicha 」(カフェ チョビチャ)が、昨年(2014年)6月23日にオープンした。

 店内は、郵便局で使われていたドアや窓をそのまま使い、元々の色と同じように塗り直し、昭和の雰囲気をそのまま残した。1960年代をコンセプトにしている、愛子さんお気に入りの家具ブランドとおしゃれな照明で、松本さん夫婦が醸し出すほっこりした雰囲気が漂っている。

 店名は、愛子さんのニックネーム“ちょび”と、茶屋を意味する“ちゃ”、あわせて「ちょびちゃ」。以前から店を持つ時は、この名前と決めていた。

 愛子さんの父親は、赤飯などの得意料理をよく作ってくれた。食へのこだわりを持つ父の影響で、お菓子づくりや料理が好きになり、父親を喜ばせようと、お菓子作っては食べてもらっていた。

 カフェは、夫の望さんと2人で切り盛り。店内で販売している焼き菓子は愛子さんが担当。クッキーやガトーショコラ、洋梨のタルトなどがセンス良く並べられ、テイクアウトもできる。可愛らしいラッピングと商品説明の手書きのメモにも、愛子さんのアイディアが詰まっている。

 焼き菓子の中でオススメは「フロランタン」。厚めのクッキー生地にキャラメルアーモンドを合わせた菓子。ほっと一息したい時や、まったりしたい時に気軽に食べてもらえればという。好みの焼き菓子でプレゼント用の箱詰めも対応している。友人への土産にもぴったり。

 来店者のクチコミで、知らぬ間にひとり歩きしたホットケーキは、誰もが驚くほどふっくらと膨らんでいる。普通の材料でじっくり時間をかけて焼くと、ふっくらと分厚いホットケーキが完成するそうだ。

 ハンバーグや生姜焼き・焼き魚は定食で、オムライスやスパゲティ、グラタンなどの食事ができ 11:00から14:00のランチは、食事を注文するとドリンクを半額で提供している。

 子ども連れのママ仲間や女子会、ちょっと年配の方々など、男女問わず幅広い世代が、ゆっくりとくつろげる店を心がけている。コーヒー1杯で、何時間でもOK。店内の書棚の本をゆっくり読んだり、まったりした時間を過ごしてもらいたいそうだ。

 以前ここに住んでいたことがある郵便局長の姪っ子さんが来店し、当時の思い出話を語ってくれたり、70〜80代くらいの女性が、女学校時代ここの郵便局に貯金していた思い出話などのエピソードで、愛子さんが知らない時代にタイムスリップ。

 店内では、友人が出演するライブを開催したり、音座なまらいぶにも参加した。愛子さん手作りのポーチや手提げカバン、友人が描いたポストカードやCDなども販売している。

 小樽は、あったかい飲食店や宿があり、小樽を好きになり、道外から移住した人も多い。紹介し合ったり、横の繋がりがあるところが良いところ。

 愛子さんは、「奥の個室はカーペット敷で、6人までOK。子ども連れや女子会などに利用してもらいたい。空きがあればいつでも利用できるが、予約をお勧め。子どもだったお客さんが成長し、デートに来てもらったり、この場所でずっと続けていきたい」とPRした。cafe chobicha HP

cafe chobicha (カフェ チョビチャ)
小樽市花園3-1-6
電話&FAX:0134-64-6015
営業時間:11:00〜20:00
定休日:木曜日

 2月のベストママ 2015

高山 景子 ママ

 今年1月6日(火)にオープンしたばかりのお食事処「たか山」の店主・高山景子さん(64)は、小樽生まれの小樽育ち。花園で経営するスナックを、昨年12月27日(土)に閉め、36年間のママ業に幕を降ろし、食堂の店主として新たなスタートを切った。

 ママ時代から料理好きで、お客さんに自慢の手料理を提供しており、昨年11月に、知人だった前の店の経営者から店を譲る話を持ちかけられ、即OKを出した。何事にも迷わない性格だという。

 高山さんに似て料理好きな孫が、強力な助っ人として店を手伝う。高山さんが料理を作り、孫は、接客などを担当し、阿吽の呼吸で、魚が焼き上がった頃を見計らい、ご飯や味噌汁を用意しお客さんに提供する。

 開店して間もないため、メニューは考えている最中で、今はまだ未完成。厨房が片付かなかったり、雑な仕事にならないように、自分のペースを守りながら、徐々にメニューを増やしていく予定。

 そんな中でのオススメは、日替定食。生姜焼き定食と豚かつ定食は定番で、総菜小鉢2品とご飯と味噌汁が付いて600円。その日によって、秋刀魚・鱒の醤油漬け・鯖塩焼きなどの魚の定食も加わる。

 女性に人気がある寒い冬にぴったりの鍋焼きうどんは、餅入りでボリューム満点。おつゆも全部平らげる女性が多い。また、料理が運ばれて「美味しそう!」と写メを撮るお客さんなど、嬉しく思う時がある。

 味付けにも気を配り、ご飯が進むよう付け合せに気を使い、料理番組なども参考にしているが、ママの得意とする家庭料理に辿り着くことが多いそうだ。最近では、孫に味見をしてもらいながら、チャーハンの研究をしている。

 長い付き合いのお客さんには、宅配弁当も行っている。健康を考えた食材と味付けをし、お客さんの好みにあった手作りお弁当を提供し喜ばれている。

 パワフルな高山さんは、母親の介護を10年続けながら仕事をしてきた。昨年88歳の祝いには、玄孫までの5世代が勢揃いして母親を喜ばせたという。

 「これからも元気でいられるよう心がけ、70歳過ぎまで頑張りたい」と笑顔で話した。

お食事処「たか山」
小樽市稲穂5-9-10
電話:0134-32-7775
営業時間:月〜木11:00〜15:00
     金・土11:00〜15:00、16:30〜19:00
定休日:日曜日・祝日
席数16席

 1月のベストママ 2015

斉藤 志のぶ ママ

 白い壁に囲まれ、こじんまりとした店「スナックうらら」のママ・斉藤志のぶさんは、ロングヘアが似合う岩見沢出身の49歳。

 小樽で店を経営していた親の背中を見て育ち、手伝っていた経験を活かして、20年のブランクがあったが店を持ちたくて、3年前の12月14日に開店し4年目に入った。

 ひらがな名を使おうと考え、テレビアニメ「ちびまるこちゃん」から、『うらら うらら うら うらら♪』と、よく聞いていて、耳に入りやすいと思い、店名を「うらら」と名づけた。

 志のぶさんの仕事は、店の鍵を開けることから、掃除・料理すべて。手作りでお通しを出そうと心がけている。従業員3名と共に、和気あいあいとした雰囲気でお客さんを迎えている。

 リーズナブルな価格に抑え、4名以上90分飲み放題プランもあり、18名までOK。志のぶさんは料理好きで、家庭料理から酒の肴まで、楽しみながら手作りし、常連さんに喜ばれている。

 夜遅くまでの仕事なので、昼夜逆転してしまい辛い時もあるが、いろいろなお客さんとの会話を楽しみに、毎日ママ業に励んでいる。

 20年以上も前のお客さんが、ママとなり店を持ったことを聞きつけ、来店し再会を喜び合い、感激したエピソードを話してくれた。

 小樽の人々は、人情味があり、みんな優しく温かく接してくれ、花園のママ同士の繋がりもあり、情報交換できるのも花園が気に入っている理由だそうだ。

 「初めてのお客さんや地方から小樽に来たお客さんも、立ち寄ってください。楽しく飲みましょう!」とPRした。

スナック「うらら」
小樽市花園1-12-20 第7二塚ビル1階
電話:0134-22-3008
営業時間:19:00〜25:00
定休日:日曜日・祝日