小樽の料理長(シェフ)登場!
  <シェフの自慢の一品・おすすめメニュー>       シェフTOPへ

 小樽市街中心地の寿司屋通り沿いにあり、小樽市民や観光客に親しまれているシティホテル・小樽グランドホテルの料理を指揮する、立見英一総調理長。

 大阪生まれで札幌育ち、狸小路で呉服屋を営んでいた父の背中を見て育った。「僕が小さい時は、肉や魚が食べられるような時代でなかったから、親戚の集まりで父が鳥のもも肉を蒸かして出してくれたのが、おいしくてとても印象に残っている。高校3年の時に、父に中華料理屋に連れて行ってもらい、その時食べた五目そばに感激」と、料理人への道を決意。以降、中華料理人の修業の日々で様々な研鑽を積む。

 知り合いの薦めで上京し、2年間、中国人経営の中華料理店で本格修行。新宿や霞ヶ関などにも移り、しゅうまい、やきもの、ぎょうざなど中華の基本を覚え、「やっと鍋を握らせてもらえるようになった。究極の目標は、鍋をやりたいからこの商売に入ったんだ」 と、当時の喜びが今でもよみがえる。

 友人から「北海道へ帰って来て、滝川ホテルで料理長を」と声が掛かり15年勤める。その翌年の1990(平成2年)にオープンした小樽グランドホテルに移り、現在、総料理長として宴会料理に腕を振るう。

 長く東京で修行していたため、小樽グランドホテルで、後志や小樽の新鮮な食材を使うことがうれしくてたまらなかったという。小樽は寿司屋が有名なので、寿司シャリにエビチリを載せたり、新鮮な海の幸を使った中華料理の工夫に力を注ぐ。今でも自分で市場に行って「食材を見るのが楽しい。なるべく季節感があるものを出し、気張らずにやる」と淡々と話す。

 地の利から市内の各団体や結婚式の需要が多く、その宴会料理に長年培った料理人のノウハウが生かされる。

 宴会コース(和・洋・中のミックス)は、5,000円から12,000円(税込)まで、飲み放題含む(ワイン以外)。

 問合せ 0134-25-1515 小樽グランドホテル(小樽市稲穂1-4-1)

 小樽グランドホテルHP