小樽市議会第4回定例会 代表質問2日目


 小樽市議会(鈴木喜明議長)第4回定例会は、12月11日(火)13:00から市役所(花園2)議場で、会派代表質問と無所属議員による質疑及び一般質問を行った。
 立憲・市民連合・ 中村誠吾、公明党・松田優子、無所属・安斎哲也、石田博一、中村岩雄各議員が質問。
 中村誠吾議員は、除排雪に関する質問において、除排雪路線の優先順位の決定を、地域住民も加わった上で、道路ごとに評価し基準をしっかり打ち出すべきとし、合わせて決定過程についても情報公開することについて市長の考えを求めた。
1211council.jpg また、除排雪作業の状況や予定などの情報をオープンにする管理システムの導入や、市民が撮影した雪の画像情報を投稿してもらうなど、市民がパトロール業務の一部を担うことで、市全体の雪の状況を細かく把握する方法について提案。
 迫(はざま)俊哉市長は、「除排雪業務の検証を進め、地元の声も聞きながら、優先順位や基準設定の考え方について情報公開を含め検討する。管理システム導入は有効と考えるが、費用面や活用方法など課題もあると思うので、導入可能性を他都市の事例など参考に研究する」とし、市民の雪の情報提供については、「市民との協働事業として有益。研究したい」と話した。
 また、前市長の除排雪の失敗に関する質問には、「作業実施の判断が遅れたことで、刻々と変わる冬期の道路状況の変化に作業が追い付かず、結果的に排雪作業等に遅れが生じた。市民からの除排雪の要望等に対しても的確に把握せず、冬の市民生活を支える目的を見失った」と答えた。
 松田議員の「除雪対策本部の早期立ち上げの効果に関して」の質問に対しては、「対策本部を11月15日に立ち上げたことで、11月22日から23日にかけての降雪時には、凍結路面対策や山間部の除雪を行ったほか、市民からの問い合わせにも対応することができた」と答えた。
 安斎議員は総合計画基本構想、石田議員は臨港地区の除雪業務の入札、中村岩雄議員は病児保育について、それぞれ質問した。
 質問要旨
 H301211 小樽市議会本会議1
 H301211 小樽市議会本会議2
 H301211 小樽市議会本会議3
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