小樽駅前地区再開発 まちづくりシンポ開催 (2018/12/02)

 小樽駅前地区の再開発を考える「まちづくりシンポジウム・小樽駅前地区に市民は何も求めるのか」が、12月1日(土)、小樽経済センター(稲穂2)で開催された。主催は小樽駅前第1ビル周辺地区再開発準備組合(浅村公二理事長)。

 当初、定員100名の予定だったが150名が集まり、会場を4階から7階の大ホールに変更するなど、駅前再開発に対する市民の強い関心が伺われた。

machisymposium1.jpg 最初に、まちづくり福井株式会社岩崎正夫代表取締役が、「再開発事業における行政と民間の役割」と題して基調講演を行った。

 同社は、2000(平成12)年に福井市や福井商工会議所等が出資して設立した第3セクターで、TMO(タウンマネジメント機関)として活動しており、JR福井駅周辺の中心市街地活性化のための各種事業を行っている。

 岩崎氏は、2023年の北陸新幹線福井開通に向け、都市開発など新たな投資が増えて来ている一方で、古い建物を活用するリノベーションも行われるなど、それぞれの考えで進むまちづくりの現状を紹介した上で、地域の関係者による将来像の共有や、行政と民間の信頼関係の構築が大切なことなどを話した。

 また、小樽商科大学生による「駅前地区の整備イメージ」と「魅力向上に必要な機能」に関する市民アンケート調査が報告された。

 高齢層の多くが、駅前整備イメージを「小樽の玄関口としてふさわしい風格を備え、市民が誇らしく感じられるエリア」と回答したのに対し、若年層では「買い物や娯楽を楽しむための施設やサービスが充実したエリア」と回答するなど、年代により抱くイメージが異なった。

machisymposium2.jpg 魅力向上の機能では、「ゆっくりと過ごせるレストランや飲食店」・「バスターミナル施設」・「駐車場」・「公園や広場などのオープンスペース」といった項目を選ぶ回答が多かったことが示された。

 最後に、岩崎氏に、大津晶商大准教授、平松正人商工会議所副会頭、浅村理事長が加わり、フリーディスカッションが行われた。

 大津氏は、現在、都市計画マスタープランの策定作業が行われていることに触れながら、小樽市全体の街づくりが最初にあって、駅前エリアをどうするかマクロな視点で考える必要を指摘し、「市民にも当事者意識を持って関わってほしい」と話した。

 平松氏は、「小樽経済をどこに軸足を置くかで、駅前再開発はスタートする。再開発事業は時間がかかるので、新幹線新駅との関係なども考えると、少し焦りを感じている。オール小樽の議論の場が早急に必要」とした。

 浅村氏は、「小樽駅前は市民全てのもの。住んでいる人が駅前で人と会いたいなと思える街づくりをしたい」と話した。

 小樽駅前再開発は、1970(昭和45)年に「都市再開発法」による日本で最初の市街地再開発事業として行われ、小樽駅前広場をはじめ駅前第1・第2・第3ビルが建築された。

 その後、2009(平成21)年に第3ビルが再々開発で取り壊され、ホテル・商業施設・マンションの複合施設が新築された。

 昨年10月には、小樽駅前第1ビル周辺地区再開発準備組合が発足し、第1ビルの耐震化や駅前広場の歩車混合の安全対策などに対応した、再開発事業の研究・議論が進められている。

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