介護予防教室ふれあい 14名が干し柿作り


hosigaki1.jpg 1,200世帯が所属する東小樽町会第十区連合区会(白濱修三区会長)のふれあい桜(桜1)を会場にしている、介護予防教室・ふれあい(横尾広三代表)では、今年で3回目となる、町内会住民の庭先の柿を利用した干し柿作りが、11月16日(金)11:00から行われた。
 30分ほどで、34本の柿のすだれが会館前に完成。珍しい光景が通行人の目を楽しませている。2軒の庭の木に実る渋柿の寄贈を受け、横尾代表が、大小様々な柿500個を高枝バサミで収穫。
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 干し柿にするため、同教室に集まった70~80歳代の14名が、ナイフや皮むき機を使って、皮を手早く剥き、8個ずつを紐につけ、同会館入口にすだれのように吊るした。
 会員らは、皮をむく人と紐に吊るす人に分かれ、甘くて美味しい干し柿の話をしながら、和気藹々とした雰囲気で作業を進めた。吊るしきれなかった柿は、各自が持ち帰った。
 柿を吊るす係の渋田さんは夫婦で参加し、「2回目の参加で、前回は食べられなかったので、今回は食べるのが楽しみ」と期待を寄せていた。
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 毎回参加している女性は、「あさっりして美味しい。雨にあたらないように、適度な風と日光が美味しくなる条件」と話す。
 横尾代表は、「地域の無駄になる柿を、干し柿にすると食べられことを、他の町会にも紹介している。皆さん、食べる時のことを思い出しながら楽しく参加している」と話した。
 この干し柿は、以前は新年会で食されていたが、今年は、12月21日(金)のクリスマス会に出される予定だ。
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