企業28社に求職者38名!合同企業説明会


 小樽地域雇用創造協議会(加賀英幸会長)が主催し、11月15日(木)13:30~15:30、グランドーパーク小樽(築港11)5階を会場に、合同企業説明会を実施した。
otarujob1.jpg 今年4月発足した同協議会は、厚生労働省委託実践型地域雇用創造事業に取り組み、雇用機会が不足している地域における自発的な雇用創造の取組みを支援している。
 小樽市外への人材流出を阻止し、市外の人材が小樽の企業に就職を促進するために開催され、市内の様々な業種の企業28社が参加。
 今回は、新卒学生よりも、市内で就職や転職を希望する求職者38名が訪れ、興味のある会社の話を聞いていた。
 冒頭、市産業港湾部・松本貴充商業労政課長は、「企業の人手不足をなんとか解消したいと考え実施。来場した求職者が1件でも多く企業を訪問していただきたい」と挨拶した。
otarujob2.jpg 会場には、建設・製造、医療介護、宿泊等の関係企業の人事担当者や代表者がテーブルに着席し、5つの列を作り並んだ。会社の概要を動画で紹介する企業など、工夫を凝らしたPRに務めた。
 厚生労働省北海道労働局によると、管内の有効求人倍率(一般+パートタイム)は1.35倍で、前月の1.34倍より0.01パーセント上昇。前年同月1.25倍よりも0.10%上昇。24ヶ月連続で前年同月を上回っている。全道では1.22倍だった。
 また、新規求職者数は429人で、同年同月比33人の減少で、4ヶ月連続で減少(平成30年9月現在)。道内の雇用情勢は、改善が進んでいる。
 なお、同説明会を、22日(木)13:30~15:30にもアスティ45で開催。現在、15社の参加を予定し、小樽市内での就職を希望する人を対象としている。
 小樽公共職業安定所 雇用失業情勢(平成30年9月)
 小樽地域雇用創造協議会