90周年記念市民公開講座! 小樽市立病院


 小樽市立病院(若松1・並木昭義病院局長)が、開院90周年を記念する市民公開講座を、11月17日(土)13:30から、小樽経済センター(稲穂2)7階大ホールで開催する。申込不要で入場無料。
 同病院は1912(明治45)年に私立の病院として創設されているが、1928(昭和3)年に市立小樽病院として公立の病院となった。
 2014(平成26)年には、旧小樽市立脳・循環器・こころの医療センターと統合し、小樽市立病院として新築・開院しており、公立病院となってから今年で90年を迎える。
 公開講座のテーマは「思い込みと不安からの解放 がんをもっとよく知ろう ーがんと遺伝ー」。並木局長が、「市立病院90年の歩みとがん医療の取り組み」として開催挨拶を行った後に、札幌医科大学・櫻井晃洋教授を講師に、同病院・櫻木範明特任理事を座長として特別講演「私のがんは遺伝ですか?家族のがんは遺伝ですか?」が行われる。
 当日、講演内容について質疑・応答を行うが、がんについて事前に質問がある人には、同病院地域医療連携室でFAX(0134-25-1600)・メールでも受け付けを行う。
 記念講演会のほかに、90周年を記念して、同病院内の2階ホスピタルホール横、講堂前において、90年の歴史を振り返るパネル展を17日まで開催しており、自由に見学することができる。
 地域医療連携室は、「市立病院ができる前の江戸時代からの小樽の医療環境から、平成26年の当時の2つの市立病院の新築統合までを写真・説明文で紹介しています。小樽市総合博物館所蔵の写真や明治・大正・昭和の小樽の地図など、日頃見る機会のない貴重な資料も掲示しています」と話しており、多くの市民の来場を呼び掛けている。
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