リサイクルブックフェア! 図書館で約4,800冊


 市立小樽図書館(花園5・鈴木浩一館長)は、同館で資料としない図書と市民から寄贈を受けた図書を無料で提供し、有効活用してもらおうと、11月11日(日)13:00から16:00まで「リサイクル・ブックフェア」を実施した。
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 先頭に並ぶ男性は11:30から来館し、開催を心待ちにしていた様子。視聴覚室前の廊下から会議室、階段まで長い列ができる盛況ぶりで、予定していた開始時間を20分早めて実施。最初は入室を限定40名とした。
 会場では、同館所蔵の図書の中から古くなった雑誌や文庫本・小説等、寄贈され重複している図書など約4,800冊を、コーナー別に分けて陳列。1人10冊までとしているが、全集や画集・漫画等セット物は冊数を超えても良い。
 パソコンや料理・趣味に関する雑誌や、過去のベストセラー小説、文庫本や絵本、画集など掘り出し物も多く、孫のため家族のためにと本を選び、お目当ての10冊が決まると、受付を通って持ち帰った。
recyclebookfear2.jpg 6歳の男の子は、「ポケモンやドラえもんなどの児童書、ひっかけクイズ、図鑑などを選んだ」と話し、母親は、「毎週、図書館で本を借りている。息子は本が大好き」とこのイベントの開催を喜んでいた。
 18年ほど前から春と秋の恒例行事となっているリサイクルブックフェアは、今年度は、10月1日(日)に、新光にある中サロンでも約3,000冊を無料提供した。
 また、11日に来られなかった人のために、13日(火)~15日(木)の開館時間中に、「ミニリサイクル・ブックコーナー」を1階に設置する。13日は歴史と戦争、14日は文学全集、15日は画集を日替わりで、文庫本600冊と並べる予定だ。
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